この記事はnoteの記事の引用です。

合格体験記第4弾です!
ハリネズミ🦔さんとは、2021年6月?くらいからの付き合いで、最初は不定期に相談に乗る感じでした。
長いこと、司法試験の勉強よりも色々な悩み相談に乗っていました笑
当初から非常に優秀で、意識もすごい高くやる気のある子だな~と思いました。
最初に電話したのは、期日の合間、弁護士会館の待合で長々と通話したのをよく覚えています笑
論文の書き方も、もちろん教えていましたが、それよりメンタルケアというかコーチングをしていた、感じです。また、知識の質問が鋭く、試験との関係等も含めて色々教えていました。
受験に臨むマインドは、自分自身と非常に似ていて、やりきるだけやり切り、最後はしっかり神頼みをするという姿勢が素晴らしかったです。
★★以下引用★★
1 ともしび先生との出会い
ともしび先生との出会ったのは学部2年(2021年)の初夏でした。私は学部1年の10月末から司法試験の勉強を始め、学部2年時に初めて予備試験を受験しました。
予備校の解答速報で合格ラインを超えているだろうことがわかり、論文の勉強方法を相談するため、ともしび先生にX(旧Twitter)の DMでコンタクトを取りました。勉強を始めて約半年、私は7科目のインプットと短答で手いっぱいでした。そのため、論文式試験まであと2か月しかないのに、論文をほとんど書いたことがないという有様でした。
2か月で論文に受かるわけないし、来年また頑張ればいいや~という気持ちでいることをともしび先生に伝えると、「なにいってんだ!今年受かる気でやれ!」と一喝され、とりあえず予備論文の過去問を解き始めました。できる限り過去問を解き論証を覚えて論文式試験に挑んだものの、結果は1900番台でした。
論文後にともしび先生に評価を予想してもらいましたが、ほとんどE~Fでした。実際に返ってきた評価と予想評価はほとんど同じで、個別指導の人ってすごいなあと思いました(今考えると個別指導をやっている人全員ができることではないと思います笑)。
この段階では、経済的な理由及びひどい答案に対してボロクソに言われるのが怖い(勝手にそう思い込んでいただけです、実際指導を受けた段階でもボロクソに言われたことはありませんでした。)という理由から個別指導を受けるには至りませんでした。
ともしび先生との通話で話が弾み、勉強に全く関係ない話をたまにするくらいの関係が令和4年の予備論文くらいまで続いていました(あとから聞いたところによると、一番最初に話した時からこいつ面白いやつだと思って、目をかけてくださっていたそうです)。
2 2度目の予備試験不合格を経て
学部3年の時、またしても論文式試験に落ちた私は、もう予備試験をやめた方がいいのかなと思っていました。順位は1000番台と昨年よりは900位程度アップしたものの、ここから600人を押しのけて予備論文の合格者に入れるイメージが全く湧かなかったのです。加えて、3年卒業をするために一単位も落とせないというプレッシャーの中、私は定期試験のための勉強にリソースを割いており、4月以降はロー生活に慣れるので精一杯、留年の恐怖に怯える毎日でした。そのため、予備最終合格は厳しいだろうなあと考えていました。令和5年予備試験論文式試験まであと50日の段階で、ようやくエンジンがかかり始めた私は、ともしび先生の指導を受けることを決意しました。
3 個別指導 ロー入学後~予備試験合格編
そういうわけで個別指導を受けることになりましたが、私は答案の書き方というよりは知識面に不安があったため、基本知識の質問を中心に据えつつ答案も見てもらうという指導内容になりました。予備試験の論文式試験までは、窃盗と詐欺の区別の問題や重大な損害(行訴法37条の2第2項)等の超基本的事項について、基本書を読んだ上で自分の理解が正しいか?を質問していました。普段の指導では、基本知識を体系的で具体的な説明をしてくださり、私の細かすぎる質問にも丁寧に答えてくださっていました。
口述対策については、私が直前に模試を大量に受けていた関係で見ていただいたのは2,3回でした。1番最初に口述を見てもらったときは、緊張して私が固まってしまい、「あれ?俺の声聞こえてる?」と心配させてしまいました。最初の口述練習後に私は泣き出してしまいましたが、優しく励ましていただきました。口述試験という形式が苦手な私は苦手を克服するため10回ほど口述模試を受けていたのですが、口述直前で不安になった私に、「ここまでやっている奴はいないから大丈夫だ!」と声をかけてくださり、なんとか口述試験も無事に受けきることが出来ました。
4 個別指導 予備試験合格後~司法試験受験編
予備合格後から司法試験まであと5か月。司法試験の過去問の起案も大詰めを迎えていましたが、この期間ともしび先生から一番言われた言葉は「休め~、息抜きは大事だぞ!」だったと思います。ある程度基本書等に載っている説明等の疑問が解消され、あとはとにかく解き終わっていない過去問を潰す段階に入っていた(と自分では思っていた)ので、体調管理・メンタル管理が一番の課題だと、ともしび先生も考えていたのではないでしょうか。超直前期は、発狂する私をひたすらなだめてくださいました。利害関係がなく、話をフラットに聞いてもらえる人の存在は私にとって大きく、比較的メンタルが安定した状態で受けられたのは大きかったです。
5 最後に
初めて話してからおよそ3年半、指導という言葉では収まらないくらい沢山話を聞いていただき、無理しすぎている時にはストッパーとなってくださいました。
個別指導を受ける前と受ける後で自分の実力が桁違いに上がったと感じています。指導の時間や内容も自分にぴったりなオーダーメイドの個別指導がなければ、この段階のこの順位での合格はできなかったでしょう。本当にありがとうございました。
★★引用終了★★
ほんとに発狂することもなく、冷静に淡々と合格した感じです。将来、大きな人物になってくれると思います。
あらためて合格おめでとう!
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