【ともしびの受験体験記】平成27年予備試験論文式試験受験後の雑感

 この記事は自分が、平成27年7月の司法試験予備試験の論文を受験した直後に書いたブログです。

今思うとかなり辛口評価しておりました。

実際には民法F、刑法B、民訴CでほかはA評価で99位でした。

『予備試験論文受験雑感』
予備試験論文式試験受験してきました。会場は有明でした。来年環境法でも同じ場所なのでいい練習になりました。さて予備試験論文も3度目、択一合わせて5度目の挑戦にし…

以下引用。

予備試験論文式試験受験してきました。会場は有明でした。来年環境法でも同じ場所なのでいい練習になりました。
さて予備試験論文も3度目、択一合わせて5度目の挑戦にしてラストチャンスの年でした。去年や夫氏よりも予備試験論文対策に咲いた時間は多かったと思います。授業もずいぶん楽でしたし、大きな問題もなかった。これで俺の予備試験受験生としての一生会は一応終わりかな?たぶん論文は落ちてるなっていう実感を持っています。むしろやったという実感はないというかし食ったなって思う部分が多すぎてやばいというか…以下で各科目の雑感を述べます。

憲法
ご存知の方も多いかと思いますが統治でしたしかも設問1は見解問題。最高法規制の根拠たる人権思想にまでさかのぼって論述できたと思うのですが、もっと裁判所の役割などを前面に出していけばよかったかなと後悔。あと後段は条約の違憲審査について。これは司法権の限界とも関するもんなのでもっとそこを意識して書けばよかったかなと。論点の頭で書いてしまっていた。まぁでも自由裁量論で書いたのでそんなおお外ししてはいないはず、、統治行為って書いて砂川の規範を上げられれば良かったんだけどそれはできず
行政法
処分性と命令処分の違法性、処分性はかけましたね。間違いなく満点ってレベルで行けたと思います。後半の本案の方がちょっとし食った。三段論法で信義則を論じていくべきだったなと思うんですアgどうもそういう感じ出かけず。。また考慮要素も判例を意識してはいたのですが、どうもバラバラに…あと効果裁量の問題もあったようでここは完全に論点落ち

刑法
賄賂と横領罪の複合問題・・・賄賂は構成要件を間違えしまいました…業務上横領の身分と共犯はまぁかけたかなと思うけど、ほかがほぼ点数入ってないんじゃね??

刑訴法
写真撮影とその調書。写真撮影はまぁ典型論点だよね。でも論証が弱かったかなと…後半は実況見分調書類似で説明文と写真の証拠能力として論じました。まぁこれでいいのかね。。。

教養
結構かけた気がするな市場機構と社会主義経済の対比、市場機構の規制の必要性。一応後半は市場機構内の問題として情報の非対称性を理由とする独占と独占禁止法と市場の外部不経済の問題から規制が必要であると論じました。少し一つ一つが薄くなってしまいましたが、視点を複眼的に持って処理する感覚でやったので結構良かった感じ。

民実
去年と同じ登記請求権。これは完全に行けましたね。要件事実は代理で無権代理の抗弁wと解除の抗弁が提供がないから失当になると記述。事実認定の証書の方がどうも難しかったですね。証書からの論証の準備書面は何とか食らいついた。んで一番し食ったのは法曹倫理です。完全になめてました。

刑実
公判全整理手続き問題と証拠構造を把握させる問題。結構ローの模擬裁判とかでやったことが役に立った。保釈の事は考慮要素を一つ落としてしまいましたがまぁ大方かけたでしょう。伝聞に対する意義はこれは模擬裁判のおかげで結構かけたなと。んで爆死したのはやっぱり放送倫理。規定を上げれないという痛恨のミス。時間配分もミスしました。

実務は総括して法曹倫理をなめていました死にたいです。

民法
まさかの登記の位置を把握しそびれるという最悪の誤読…一応所有権移転の事実に関する検討を加えて請求が成立するかは検討できたので最後の対抗関係だけ処理しきれてないで浅く済めばいいけど…後半の請求は全く分からなかった。一応債務不履行責任にしたけど、これでいいのだろうか。。というか書く中でなんとなく構成していった感じ。最初に一行問題の民訴を解いたせいか論証を書いてあてはめっていう流れを意識できない答案になってしまっておりどうなんだろう。。。条文は引きまくりましたが

商法
429条の基本論点と22条の類推の問題。基本問題でしたので論破張ってあてはめて終了って感じですよ。一応結構かけた自信のある科目ではある。まぁもう少し丁寧な認定ができたのではないか。三段論法の意識をしっかりすべきであったなと。手形でなくてよかった。

民訴
これもまさかの一行問題の説明問題。
不法行為の訴訟物の説明。。。んーわかんない。結論は知ってるけど理由づけとかメリットとかもう知りませんよマジで。。一応、訴訟物だから処分権主義から解きほぐし、訴訟の審理過程に合わせてメリットを示しました。
後段の過失相殺を想定した一部請求の利点はよくわかんなかった。印紙代の節約になるから?外側説の説明として紛争の一回的解決を説明すると、なら全部請求して審理したほうがいいんじゃね?って矛盾するような感じになってしまい、どうしたものか。とりあえずよくわかりませんでした。。。というか細かいよ。知ってても書けないよ。

全体として細かい論点が多いし聞き方がどうも司法試験を意識していると対応できない。予備試験は予備試験ってことで傾向が決まってきたのではないだろうかという印象です。あと統治や手形は重要ってことですね。ここら辺はロー入試対策でやってるであろう学部生のが有利か?

一応手ごたえとしては
憲法B
行政法C
民法D
商法B
民訴法C
刑法D
刑訴法B
実務C
教養B
600位くらいか。去年よりやや落ちな印象。去年は民訴とかみたいにホームランだ!みたいな科目があったんですが今年は全くなかった。しいて言えば憲法だけど、これは書ける人は書けるだろうしそんなに浮かばないかなと。刑訴も普通よりちょいいい感じかなと。
よって、落ちたかなと

まぁ自己分析はこれくらいで明日は国家総合職の面接ですよ。

それでは今後のことはまた明日にでも。それはノシ

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