本日はこちらです!
まってました!!という書籍です。超おすすめです。
1. 本書の概要
本書は、民法の答案の書き方を 16の基本事例 を通じて学ぶ演習書です。本書は、単なる論点整理ではなく、具体的な事例を分析しながら 実際に「書く力」 を養うことを目的としています。
著者の池田清治氏は、長年にわたり法学部・法科大学院教育に携わり、多くの学生(司法試験や予備試験の受験生)の指導経験を持つ民法の専門家です。
本書は、2013年刊行の『基本事例で考える民法演習』および2014年の『基本事例で考える民法演習2』の後継版として 約10年ぶりのリニューアル を果たしました。この前のシリーズは私が受験時代に愛用しておりました!今は改正で使いにくくなってしまいましたが、非常に良い本でした。
2. 本書の特徴・メリット
⑴「書く力」を重視した構成
そして、本書の最大の特徴は 「参考答案付きの実践演習書」 であることです。各章で、事例問題を提示し、その解答を導くための論理的な思考プロセスを示したうえで、模範答案が提供されています。そのため、単に知識を習得する・問題を解くだけでなく、実際の答案の書き方や論述の組み立て方を学ぶことができます。
⑵ 具体的な事例を通じた実践的な学習
本書の 16の事例問題 は、単なる条文や判例の解説ではなく、実際の試験に即した問題形式になっています。そのため、 「答案の書き方を実際に練習しながら理解できる」 というメリットがあります。各章には 具体的な事例問題 が収録されており、解説の流れに沿って問題を解くことで、 司法試験・予備試験レベルの答案作成力 を鍛えることができます。
⑶ 民法全分野を網羅
本書は、民法の主要な分野を網羅した5つの章で構成されており、基本問題に幅広くふれられます。
⑷ 著者のコラム・解説動画付き
著者自身が受験生の疑問をもとに書いた 学習者目線のコラム が随所に掲載されています。学習者が実際に直面する疑問に答える形で解説が進められています。
また、サンプル問題の解説動画も提供されており、 独学でも安心して本書をどう活用して学習を進められるか?が示されている点が特徴です。
サンプルレジュメはこちらの下方
新・基本事例で考える民法演習|日本評論社新・基本事例で考える民法演習。池田清治氏。日本評論社は1918年創業。法律時報、法学セミナー、数学セミナー、経済セミナー、www.nippyo.co.jp
サンプル動画はこちら
3. 本書のデメリット・注意点
本書は非常に優れた演習書ですが、いくつかの点に注意が必要です。
⑴ 基礎知識がある程度必要
本書は、 基礎的な知識を前提とした演習書 であるため、 入門者向けではありません。例えば、初学者がいきなりこの本から学習を始めると、難しく感じる可能性があります。そのため、 基本書や予備校テキストで基本知識を学んだ後に取り組むのがベストです。
⑵ 解説の分量は比較的コンパクト
本書は演習に特化しているため、 論点ごとの論点の詳細な解説は控えめ です。より深い理解を求める場合は、 他の基本書や判例集と併用する ことをおすすめします。
⑶ 問題の難易度は低め
司法試験や予備試験と比較すば…ですが、比較的簡単目な問題です。とはいえ、問題は北海道大学の法科大学院の期末試験がベースですので手ごたえはあり、司法試験・予備試験の一歩前のステップとしては非常に有用です。
本書を読んでから予備試験の問題にチャレンジというステップが理想でしょう。
4. こんな人におすすめ!
本書は、次のような方におすすめです。
✅ 司法試験・予備試験の受験生で民法の論述が苦手な方
✅ 答案の「書き方」を学びたい人
✅ 具体的な事例分析をしたい人
✅ 学習に役立つコラムを活用したい人
特に、民法の講義を聞き終わったばかりの方はまず!読んでほしい書籍です!
5. まとめ
『新・基本事例で考える民法演習 すっきり民法玉手箱』は、 民法の学習をより実践的なものにするための優れた演習書 です。単なる論点整理ではなく、 答案の書き方や論理的な思考プロセスを学べる構成 となっており、試験対策として非常に有益です。
一方で、 基礎知識をある程度持っていることが前提 となるため、初学者は基本書や予備校テキストと併用するとよいでしょう。
その一方で、中上級者の方には物足りない部分もあります。こういう方は、総復習的にサクッと読んでしまいましょう!
以上です!本書の復活は個人的には非常にうれしかったです!全般から答案例がついたりさらにパワーアップしており、この本の解説動画を作りたい!!
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