リバイバル記事になります。かなり加筆しました。
今後科目別の内容については一部例外を除き有料にしようと思います。理由はそれらの情報源は私の個別指導経験からくるもので、受講生さんからの情報に頼りがちになるからです。まあ、あまり関係ないなと思うのは公開にしますが。
以下リバイバル記事
ここのところ、立て続けに刑法の答案を添削してます。何通かですが、共通している部分があったので共有します。
まず、一番まずいな…と思った点は、構成要件をあげて当てはめをしているだけの答案です。要するに、問題の所在に切り込まない答案です。類似しますが、問題文の事情からして論点にならないのに論証を展開する答案もこれと同じだと考えます。
これらがいけない理由は以下の通りです。
司法試験や予備試験では当該事案の問題点を解決する限りにおいて、論点を展開することを求められています。そのため、ただのっぺりと要件検討してる答案では、問題の所在を掴めていないと読めてしまいます。同様に論点にならない要件について、あえて関係するからと論点を展開するのもまた、その論点がどういうケースを処理するためのものなのか、という理解を欠いているように読めます。
両方とも答案としてかなりの欠陥を抱えています。共有する問題点は、自分で答案が書けた気になってしまうことです。論点や要件を無駄に検討していると文量が増えて紙面は埋まります。しかし、内容的に薄い検討になってしまっている場合が多数です。この場合、肝心の点数がつく事実関係の部分の記載が不十分な場合が多く、良い評価に結びつきません。
刑法に限った話ではないかもしれませんが、刑法や刑事訴訟法はこの傾向が顕著な気がします。
これの対策としては自分の答案を自分で冷静に読んだりするのがよいですね。自己添削ですね。あるいは誰か実力のある人に読んでもらうか。などなどの対策が必要です。

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