受講生の合格体験記第4弾です。
本年の司法試験合格者で、法科大学院卒後1回目で合格した現役の方です。予備試験の受験はなかったため、司法試験のみを見据えた指導をじっくりした方です。もともと、
少し時期が遅くなりましたが、参考にしてください。
【自己紹介】
皆さんこんにちは。令和4年司法試験に合格した、Kiichiと申します。
私は、ロー1年目(既習コース)の冬頃(2020年12月)から令和4年司法試験受験時までの約1年半にわたり、ともしび先生の指導を受けていました。先生には学習指導のみならず、メンタルケアや趣味のトークなど、色々な面でお世話になりました。
今回の合格体験記が、個別指導を検討されている皆さんの一助となれば幸いです!
司法試験合格までの簡単な経歴は下記のようになっております。
学部:明治大学法学部
ロースクール:慶應義塾大学大学院法務研究科 既修者コース
予備試験受験歴:学部3年次及び4年次に予備試験受験(いずれも短答落ち)
予備校利用の有無:学部生時代に伊藤塾の基礎講座を受講。ロー生時代にはアガルートの倒産法3講座パックを受講。
法学部卒→ロースクール(既習)→司法試験1回目合格、という可もなく不可もなくと
いった感じの経歴です。
今年度の司法試験の結果は、
短答
3科目合計149点
論文
憲法D、行政法B、民法A、商法A、民訴A、刑法A、刑訴A
総合評価
800位前後
短答の順位の割に論文の結果が振るいませんでしたが、公法系で
爆散してしまったことが最大の原因ですね。
【指導をお願いした理由】
「自分の学習を客観的に分析し、改善していく機会が欲しい」、これが個別指導をお願いするに至った一番の理由です。
ロー1年次、完全オンライン授業の影響で、自主ゼミ等を通じて答案や学習方法を分析する機会がありませんでした。当時、漠然とした不安を抱えてことを覚えています。私自身、自堕落なタイプであることもあり、終わりの見えないコロナ禍での受験生活を自力で乗り越える自信もありませんでした。
学部時代からの友人や先輩を通じて学習を分析することも考えましたが、「どうせならお金を払ってでも質の高い指導を受けて、ストレートで合格したい」と思い、個別指導を検討し始めました。(「有償指導であれば、こちらとしてはお金を無駄にしたくないとの思いから気合いが入るし、相手方も責任ある指導をしてくれるかな」とも考えました。)
「Twitter上で知名度が高く、指導実績も豊富と見受けられるため信頼できそう」という理由でともしび先生にコンタクトを取り、お試し無料指導(※当時は1月程度お試しで実施していました。))を経て、個別指導をお願いするに至った、というような感じです。
【指導内容等】
・論文
基本的には、週に2,3通のペースで答案をフル起案し、Google Driveで答案を共有したあと、音声通話を通して答案をライブ添削していただいてしました。一字一句、「これは何のために記載したのか」「なぜこのような書き方をしたのか」をともしび先生にソクられます。ひたすら詰められます。
単に論点的な正解や完全解を目指すのではなく、「問題の所在の提示の有無」、「条文適示の徹底」、「規範の正確性」、「理由付けの濃淡」、「事実適示・評価の有無」、「現場思考論点の作法」、「答案全体のバランス」などといった観点から、試験現場で最良の答案を書くためのコメントをいただいていました。
「採点実感でコメントされている事項を現実的な答案に落とし込むための添削」、というようなイメージをしていただければよいかと思います。予備校答案のような8ページぎっちぎちの完全解ではなく、初見かつ約6ページほどの文量で、最良の答案を書き上げるための型を身に着けるための練習です。
指導後は、指摘された内容を答案作成の注意点として抽象化し、「答案の書き方用まとめノート」に一元化していました。おかげさまで、答案の内容がかなり洗練されていったと思います。
平成23年から令和3年の問題をフル起案し、ほぼ全ての答案についてライブ添削をしていただきました。(彼の場合は指導期間が長くなることが最初の段階でわかっていたので計画をしっかり立ててじっくりできました。)
・短答
短答については、進捗確認や補充的な教材についてのアドバイス(択一六法の使用の有無等)をしていただきました。
短答について直接の指導は受けていませんでしたが、定期的に「短答ちゃんとやってる????」と進捗確認をされたことを覚えています。おかげさまで、日々の学習に短答の時間を設ける習慣が身につきました。
ロー2年目の秋ごろから、原則1日20問のペースで短答パーフェクトに取り組み、3周目の途中で本番を迎えました。
・その他学習相談
知識面での質問対応の他にも、「自分の弱点は○○だと考えており、△△のような教材・勉強方法で補強しようと思っているが、これで大丈夫そうか」といったような学習計画・方法面の相談にのっていただきました。
先生自身、かなりの数の受験用テキストを読み込んで比較されているため、相談後は自信をもって学習計画を固めていくことができました。各書籍の強み・弱みを具体的に提示してお答えいただいたため、テキストの吟味に無駄な費用・時間をかけずにすみました。
・メンタルケア
先生が口酸っぱくアドバイスしてくださったことが「息抜きの時間を必ず確保すること」です。司法試験は長期戦ですので、根を詰めすぎても本番までもちません。かえって調子を崩してしまいます。
個別指導時の会話やLINEでのトークを通じて、息抜きをしているかを定期的にチェックされていました笑。私自身、無理しすぎるきらいがあるので、非常に助けられました。
具体的な息抜きとしては、司法試験直前期まで、運動やアニメ鑑賞の時間を設けていました。勉強以外のことに取り組むことで、かえって頭が整理されていきましたし、悲観的な気分も改善されていきました。
【総括】
「ともしび先生の個別指導を受けよう」というロー1年目冬の決心は正解だったと感じています。
先生の指導の最大の強みは、先生自身の受験経験と指導経験に裏打ちされた、「現場で最良の答案を書く」という観点からの論文指導です。一朝一夕で身に就くものではありませんが、先生に指摘されたことをノートにまとめ、それを参考にPDCAサイクルを回していけば自然と身についていくと感じています。論文指導を強調しましたが、学習相談対応・メンタルケアも非常に心強いものでした。
お試し無料指導もあると思うので、気になった方はぜひ受講してみてください。
以上、引用終了
以上です!
彼の場合は、ロー3年時の予備受験がなかったためメリハリをどのようにつけていくのか?を考え指導しました。また、今年に入ってからはほとんど、不合格答案になるような内容を記載することはなくなったため、より上位を目指して安定的に(何度受けて絶対受かる!目標1位!オールA!)というスタンスでした。
公法系の指導は結構自身があるのですが、なかなかほかの方もですが成績が。。。という感じで自分の技量の少なさを感じます泣
来年からは在学中受験の方ができるようになるため、今からじっくりと司法試験の過去問を分析することが重要になると思います。
その際の参考にしてみてください!
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